クラウド時代必須の“エージェントレス”サーバー自動構成ツールの本格解説書が登場
最新構成自動化ツールを実践的に解説!
クラウド時代に入り、コンピュータシステムのサーバーの導入や
セッティングの状況が変わってきています。以前は手作業で進めてきた
サーバーの構築は、人が行う作業としては大規模かつ煩雑なものとなってきています。
Ansibleはこうしたサーバーの構築を自動化してくれるツールです。
サーバー構成を自動化してくれるツールは以前から注目されていましたが、
Ansibleはとくに“エージェントレス”という点に特長があります。
つまりサーバー側でとくに準備をしなくてもツールが利用でき、
ネットワークやソフトウェアをルールに従って自動でセッティングできます。
また、ほかのツールに比べて設定が単純で、使いこなしやすい点もAnsibleの特長です。
本書ではAnsibleを基礎から解説するだけではなく、より実践的に
AWS(Amazon Web Services)やMicrosoft Azureで利用する方法も見ていきます。
また、OpenStackやDockerといったシステム構築の新しい枠組みを
うまく利用する方法も解説します。
Tipsやテストなどの現場で役立つ情報を加えており、クラウド時代を生きる
サーバー/インフラエンジニアに必要とされる知識をまとめた一冊となっています。
第1章 クラウド時代のインフラとAnsibleの基礎
第2章 Ansibleを使ってみよう
第3章 Ansibleの機能の詳細
第4章 RoleによるPlaybookの共通部品化
第5章 WordPress環境構築Playbookを作る
第6章 OpenStackでのAnsibleの活用
第7章 AWSでのAnsibleの活用
第8章 AzureでのAnsibleの活用
第9章 Dockerコンテナの利用
第10章 Playbookのテスト
付録A YAMLの文法
付録B Ansible設定ファイルリファレンス
付録C ディレクティブ一覧