「Node-RED」の「ver.1.0」へのバージョンアップに伴い、導入や実例などの内容を大きく変更。
「Node-RED」は、IBM社が開発した「IoTアプリ/Webアプリ」向けの開発環境ですが、2013年に開発され、オープンソースになりました。これを使えば、データのやり取りが非常に簡単になります。
「PC上」のデータも、「センサ」で取得したデータも、「Web上」のデータも、「クラウド上」のデータも、やり取りするのに必要なのは、「ノード」と呼ばれる「ブロック」をつなぐだけ。
たとえば、「センサ」からデータを取得してその内容を「Twitter」でつぶやく…といった「IoTアプリ」も、「Node-RED」なら、GUI画面で簡単に作れます。
本書では、この「Node-RED」の基本的な操作からはじめ、実例による活用方法まで、具体的に学べるように解説しています。
「Node-RED」は、IBM社が開発した「IoTアプリ/Webアプリ」向けの開発環境。「ver.1.0」へのバージョンアップに伴い、導入や実例などの内容を大きく変更。
■「Node-RED」とは
・「Node-RED」の歴史
・「オープンソース・コミュニティ」の力
■各種ソフトのインストール
・「Node.js」のインストール
・「Node-RED」のインストール
・Raspberry Pi での利用
■はじめてのフロー
・「Node-RED」の基本
・「フロー」の作り方
・「function ノード」でデータ加工
・「HTTP リクエスト」を行なうフロー
・フローの「エクスポート」と「インポート」
■「便利なノード」を追加して使う
・「ノード」の追加
・change ノード
・split/join ノード
・データ変換系ノード
■「Node-RED」を、より使いこなす
・「LINE Messsaging API」につなぐ
・Node-REDダッシュボード
・「データベース」を利用する
・「worldmapノード」を用いて地図を表示
・「HTML表示」と連携する
・「Arduino」を操作する
・「IBM Cloud」で「Node-RED」のアプリを作る
・「AWS IoT」を利用する
・「Azure」にデータを溜めて活用する
・外部のREST APIとの接続