「Clojure」(クロージャ)は、米国のリッチ・ヒッキー氏(Rich Hickey)が設計した、新しいプログラミング言語。「Javaプラットフォーム」上で動作し、「並行コンピューティング」できる、「関数型のLISP系言語」を作ることが目的でした。「Lisp特有のマクロが使える」ことに加え、「JVM上で動作する」ため、まさに「Lisp」と「Java」の"いいとこ取り"の言語と言えます。本書は、そんな「Clojure」言語を、「短縮URL」というWebアプリの作り方を例に、基本文法から解説しています。
第1章 「Clojure」についてと、その開発環境
第2章 Clojureの文法とデータ
第3章 Leiningenでプロジェクトを作る
第4章 「Ref」を使ったプログラミング
第5章 「Ring」を使う
第6章 データベースの利用
第7章 テスト、テスト、テスト
第8章 実際の運営について
附録