プログラミングの基本から、集中処理と分散処理の優劣、システム開発の失敗理由まで幅広く解説。作る人も作らせる人も必読の一冊。
プログラムは結局、「運動会のプログラム」と同じ?
––小学生がタブレットを使って、ゲームのような教材でプログラミングを学んでいます。企業はクラウドを介して、様々なサービスを使えるようになりました。個人が、組織が、コードを書くようなプログラミングはしなくなっています。
一方で、コンピュータと付き合う機会は増えています。ITをプログラミングの水準で理解、使役できない企業は、こんどこそ改革の大波にさらわれてしまうかもしれません。コンピュータとコミュニケーションをとるために、プログラミングは学ばなければならないのです。
プログラミングの基本から、アルゴリズムの良し悪し、ネットワークの便利さ、データベースの構造、システム開発が失敗する理由まで、プログラミング言語を使わずにやさしく解説します。
LESSON 00 クラウド時代になぜプログラミングが必要なのか
LESSON 01 プログラム・ソフトウェア・システムの違い
LESSON 02 アルゴリズムの謎
LESSON 03 開発とは何をしているのか
LESSON 04 システムは作るものから、つなぐものに
LESSON 05 集中か分散か
LESSON 06 システムの価値を変えたネットワーク
LESSON 07 Excelがデータベースにならない理由
LESSON 08 なぜシステム開発はうまくいかないのか
マネジメント側が誤解しがちな用語集