C#言語を例にして、 .NET 6で「どのようなアプリを開発できるのか?」を中心に解説したものです。
.NET Frameworkと.NET Coreが統合された.NET 6が登場しました。 .NET 6は、将来的にWindows/Mac/Linuxのデスクトップアプリ、サーバーアプリ、Webアプリなどをすべて開発可能とするアプリケーションフレームワークです。 Xamarinとの統合は、 .NET 6にて.NET MAUI(.NET Multi-platform App UI)として統合されつつあります。 今後、Windows、Linux、Xamarin.iOS/Androidで使われる .NET Standardの各種パッケージは .NET 6に移行されています。 また、 .NET 6はLTS(Long Term Support)であり、3年間という長期間にわたりサポートが保証されています。 .NET 5から.NET 6に移行すると、安定的な動作環境を得られます。
本書は、C#言語を例にして、 .NET 6で「どのようなアプリを開発できるのか?」を中心に解説したものです。 また、 .NET 6の特徴でもあるWindowsとLinuxの共用、Azureの活用、ターミナルでのdotnetコマンドによるプロジェクト作成やビルド、.NET MAUIによるモバイルアプリ開発なども解説しています。
はじめに
第1章 .NET 6の仕組み
第2章 .NET 6の開発環境
第3章 WindowsフォームとWPF
第4章 ASP.NET MVCとWeb API
第5章 Entity Framework
第6章 Blazor
第7章 Azure
第8章 Linux環境
第9章 モバイル開発
索引