世界的ベストセラー『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』著者、待望の続編発売
世界的ベストセラー『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』著者、待望の続編発売!
止まらない発明、秘密のプロジェクト、大失敗、歴史に残る成功と急成長、
圧倒的な権力、うずまく不満と批判、不倫、離婚、再建、パンデミック、退任――。
アマゾン創業者にして、20兆円超の個人資産で世界一の富豪となったジェフ・ベゾスとアマゾンに、トップジャーナリストが鋭く切り込む!
◆なぜアマゾンは次々と発明を生み、育てられるのか?
ECサイトはもちろん、キンドル、アレクサ、アマゾンゴー、AWSなどアマゾンは次々と発明をくりかえしてきた。従業員130万人を超える巨大企業になっても、大企業病にかからずに発明をつづける組織の秘密について、それぞれの開発物語を通し、表から裏まで紹介する。
◆大失敗、歴史に残る成功と急成長
2010年末のアマゾンは売上342億ドル(約4兆円)円、従業員は3万3700人。そこから8年後には売上2328億ドル(約28兆円)と7倍に、従業員約65万人と20倍の規模で巨大化した。その後も、ぐんぐん規模を拡大し続けている。
もっとも、成功ばかりではない。ベゾスが自ら開発を進めた「ファイアフォン」では、スティーブ・ジョブズばりの発表で話題にしたものの、ほとんど売れなかった。これだけでなくベゾスが「私はまちがいをくり返してきたようなものでした」と語るくらい、果敢に攻めて失敗してきた。本書では、成功の裏側にある挫折、失敗の歴史にも迫る。
◆冷酷な経営者として知られるが、起業家と不倫相手には甘い人間臭さも
ジェフ・ベゾスは、結果を出せない社員には厳しくあたると恐れられ、倉庫の作業員を搾取していると批判され、合理化の鬼のように言われる。その一方で本書には、若い起業家には時間を割き、評価が甘くなる側面も登場する。そして、離婚のきっかけとなった元キャスターのローレン・サンチェスとの不倫スキャンダルでは、ベゾスのそれまでとはまったく違う行動も数々見られた。人間臭いベゾスを著者が描きだす。